2023.02.27~03.03 日本学術振興会が主催するHOPE Meeting with Nobel Laureates@つくば国際会議に参加しまして、相川はポスター発表を行いました。
Title: Development of mid-infrared tunable laser using transition-metal-doped chalcogenide
[JP-24] ○Shu Aikawa, Masaki Yumoto, Tomohiko Saitoh, Satoshi Wada
HOPEミーティングの開催概要はこちら↓↓
通常この国際会議は1回しか参加する権利が与えられないのですが、昨年は全世界的なコロナ禍でオンライン開催だったこともあり、昨年の参加者は今年も参加資格者として認められました。2回参加した人はかなり少ないのではないかと思います。
歴代のノーベル賞受賞者が一堂に会し、他国からの参加者などともに議論したり、講演を聞いたり5日間朝から晩までフルにコミットする「知の合宿」とも言えるものでした。
今回参加されたノーベル賞受賞者は以下の8名
・ドナ・ストリックランド (2018年ノーベル物理学賞)
・梶田 隆章 (2015年ノーベル物理学賞)
・天野 浩 (2014年ノーベル物理学賞)
・ベンジャミン・リスト (2021年ノーベル化学賞)
・グレゴリー・ウィンター (2018年ノーベル化学賞) ※オンライン
・ヨハン・ダイゼンホーファー (1988年ノーベル化学賞)
・ハーベイ・J・オルター (2020年ノーベル生理学・医学賞) ※オンライン
・ティム・ハント (2001年ノーベル生理学・医学賞)
特に今回私が会えるのを楽しみにしていたのは自分の研究分野(レーザー)のLegendであるDonna Strickland博士でした。Charped Pulse Amplification (CPA)の開発で2018年に物理学賞を受賞された方です。
去年もZoom画面越しに話したことはあったのですが実際にお会いできて、お話できてとても感激しました。本当に本当に本当にエレガントなマダムでした。
こんなチャンスは滅多にないと思ってTalkの合間やCofee Breakのときも、Excursion Timeにも質問しまくりました。
稚拙な内容のものも中には含まれていましたが、どの質問に対しても優しく丁寧に、答えてくださりました。
で、ちょっと怒られました(笑)
研究の話とは別で、ノーベル賞の電話がかかってきたのは明け方だったらしくて裏話もしてもらいました。
一生忘れないだろうな。
Thank you so much.
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